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ユネスコの役割

国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん)は、国際連合の経済社会理事会の下におかれた、教育、科学、文化の発展と推進を目的として、1945年に設立された国際連合の専門機関。

正式には、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organizationという。
頭文字をとってUNESCO、通称ユネスコである。
本部はフランス共和国内のパリにおかれており、世界遺産に関連する多くの会議はパリで行われている。

教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さないようにという意図があり、設立を定めたユネスコ憲章の前文にある「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」の文言が、ユネスコ設立の目的とその精神を顕著に表しています。
具体的には、識字率の向上や、義務教育の普及、図書館の推進、世界遺産の指定と保護などを行っている。世界の文化の多様性に対する認識を高めるため、歴史的記録遺産を保全する世界の記憶計画などもある。

この機関の目的に対する各国の関心は高く、加盟国は188ヶ国を数える。日本は1951年に加盟した。アメリカは1984年に一旦脱退しているが、2002年9月12日、ブッシュ大統領が国連総会の一般演説で復帰を表明した。
なおユネスコ事務局長は、1999年11月に就任し現在まで日本人の 松浦晃一郎 氏(第8代)が勤めている。


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